プライバシーを重視した注文住宅は、現代の住宅ニーズに応える重要な要素です。住まいは個人のプライベート空間であり、そのために建てる家も周囲の視線を気にせず、心地よく暮らせる空間を提供することが求められます。日本住建の施工事例では、プライバシーを確保しつつも開放感あふれる中庭やテラスデッキ、さまざまな工夫が凝らされています。
目次
周囲の視線を気にせずのびのび暮らしたい
プライバシーを確保しながら自由に暮らしたいと願う人々が増えています。家の中で周囲の視線を気にせず、のびのびとした時間を過ごしたいというニーズは、住宅設計の重要な要素となっています。
◇家づくりに対する希望
今回ご紹介する事例の施主であるHさんは、注文住宅を建てるなら周囲の視線を気にせずのびのび暮らしたいという希望がありました。一般的な住宅では、窓や庭が通りや近隣の家と密接に接しており、プライバシーが確保されにくいことがあります。そのために、家の中に中庭を設けることを希望しました。
◇中庭とは
中庭とは、建物や壁に囲まれた空間の中に設けられた庭のことです。一戸建て住宅では、建物がロの字型やL字型などの形をしており、その間に中庭が配置されます。中庭は、周囲からの視線を遮ることでプライバシーやセキュリティを確保し、屋外空間でのリラックスした時間を提供します。
大小さまざまなデザインがあり、芝生やタイル、噴水などが配置されることもあります。海外では「コート」や「パティオ」と呼ばれることもありますが、いずれも同じような意味を持ちます。
プライバシーやデザインに関する家づくりの後悔
画像出典先:フォトAC
家の外観や内部デザイン、窓の配置など、慎重な計画が必要です。しばしば、建物の配置が隣家や通行人からの視線を気にすることにつながります。また、おしゃれな住宅を目指していたのに生活感が出過ぎてしまうなど、デザインが思ったようにならないこともあります。
◇家の中や周囲の視線が気になる
リビングの窓とお隣の窓が向かい合っている場合など、お互いの室内が見えてしまい、プライバシーが損なわれる恐れがあります。このような状況では、常にカーテンを閉めたままでいる必要があり、リビングで自然光を享受することもままなりません。
また、外から家の中の様子が伺えることで、快適性が低下してしまいます。具体的な注意すべきポイントとして、敷地と道路の関係性が挙げられます。特に南向きの土地では日当たりが良いため、明るい空間を作りやすくなりますが、その一方で外からの視線も入りやすくなります。
建てる前に自宅前の道路の交通量や人通り、道路から建物までの距離を考慮し、プランを検討することが重要です。外からの見え方を対策しないままでは、後悔やプライバシーの確保につながる問題が生じる可能性があります。
◇生活感が出すぎてしまった
オープンキッチンやアイランド・ペニンシュラなど、壁が少ないキッチンは、リビングから生活感が見えてしまい後悔するケースがあります。特に、ワークトップやシンクがリビングから見えやすいため、洗い物や汚れが目立ち、生活感が出てしまうことがあります。
来客時に慌てて片付けたり掃除したりすることも多く、コンロ周りに壁がないために油はねが周辺に飛び、掃除の手間がかかることもあります。また、開放的なキッチンはリビングから中が丸見えになり、隠したいものが隠せないデメリットもあります。
そのため、おしゃれな注文住宅にしても生活感を感じさせるキッチンになってしまうと、後悔の原因になります。
日本住建なら強くて暮らしやすい家を自由に設計できる!
ご自身やご家族の理想の間取りやデザインと優れた住宅性能を実現させたいのであれば、日本住建を選択肢の一つとされてみるとよいでしょう。日本住建は完全自由設計(フルオーダー住宅)が可能であるため、ご希望やご要望に合わせた理想通りの住宅の実現が可能です。
こちらでは、愛知県を中心に注文住宅の新築を承っている日本住建で建てられる住宅について、詳しくご紹介いたします。
◇完全自由設計
先述のとおり、建売住宅やセミオーダー住宅とは異なり、完全自由設計の住宅は間取り、デザイン、設備を自由に選択できます。そのため、ご希望やご要望に合わせて、理想通りの住宅の実現が可能です。なお、完全自由設計の場合、自由度の高さと比例して、建築費用もまたやや高額となってしまうことも少なくありません。しかし、日本住建では、無駄を抑えた予算に合わせた家づくりを行っています。
◇災害に強い家
地震が発生する頻度の高い日本で安心した生活を望まれるのであれば、優れた耐震性の存在は決して欠かせません。なお、制震と呼ばれる最新の技術を導入している日本住建で建てられる住宅は耐震性や安全性に優れた災害に強い住宅であると言えるでしょう。
◇無駄なコストがかからない
完全自由設計の欠点として、建築費用がやや高額となってしまう点が挙げられます。しかし、日本住建は仕入れ、設計、施工に至るすべての工程を自社のみで行っているため、下請け業者への仲介手数料といった無駄なコストの削減が可能です。これにより、建築費用を抑えられるだけではなく、社内で情報が共有されやすいため、お客さまのご希望やご要望の実現が可能であるとされています。
日本住建の施工事例を紹介!
画像出典:suumo
注文住宅の新築をご検討中であれば、施工事例を参考に間取りやデザインを考慮されるとよいでしょう。これにより、ご希望やご要望を具体的にイメージしやすくなるため、理想通りの住宅の実現が可能であるとされています。こちらでは、日本住建の施工事例について、詳しくご紹介いたします。
◇間取りはおまかせ!動線やプライベート空間に満足
こちらの施工事例では、日本住建の提案力を信頼した施主が、間取りをほぼ任せる形で進められました。家づくりが始まってからも設計の方や現場監督の方が親身になって提案してくれ、家事や子育てのラクな動線などの希望を伝えることで希望通りの住宅が実現したと話しています。
特に、コの字の建物とルーバー型のフェンスで囲んだテラスデッキは、視線が気にならないプライベート空間として利用でき、バーベキューや夜のお酒を楽しむ特等席となっています。
カーテンボックスにロールカーテンをすっきり納め、間接照明をメインにして天井を整えることで、抜群の視界を確保し、生活が1ゾーンで完結するようになりました。中庭のおかげで開放感があり、家の中にいながら外を感じることができ、特に紅葉するイロハモミジを眺めて寛ぐのがお気に入りの時間となっています。
◇生活感を隠す工夫もおしゃれに
アイランドキッチンがダイニングバーのような佇まいで、生活感を一切消すためにハイドアで家電や食器を隠せる収納にこだわっています。紫のガラス照明を設置し、昼間は明るく爽やかな空間を実現しました。
1階は木目を一切なくし、黒やグレーの無彩色で統一し、洗面室やファミリークロゼットなどの生活感が出やすい場所は機能性に特化してドアで隠しました。LDKは中庭をL字に囲む構造で、艶めくアクセントウォールや間接照明が照らす折上げ天井など凝ったデザインが施され、クールモダンな空間を演出しています。
カーテンボックスやハイドアで無駄なラインをなくし、建築美を高めるとともに、パントリーやファミリークロゼットなどの大型収納をLDKに直結させることで、すっきりとした空間を無理なく維持しています。
プライバシーを確保しながら自由に暮らしたいというニーズが高まる中、注文住宅を建てる施主のHさんは、周囲の視線を気にせずのびのび暮らしたいという希望を持っていました。そのために、家の中に中庭を設けることを希望し、中庭はプライバシーとリラックスした屋外空間を提供します。
しかし、家づくりに際しては、周囲の視線や生活感を適切に配慮しなければなりません。特に、リビングやキッチンの配置、窓の設置などに注意が必要で、生活感が出過ぎないよう工夫する必要があります。日本住建では、完全自由設計の注文住宅を提供し、施主の理想に合わせた住宅を実現しています。
具体的な事例では、アイランドキッチンのデザインや中庭の配置など、プライバシーとデザインの両立が実現されています。